sysmex

シスメックスのあゆみ

CHAPTER 01

創業の時代

1959~1967

医用電子事業への挑戦

1959

拡声装置のトップメーカーであった東亞特殊電機株式会社(現TOA株式会社)当時副社長の中谷太郎が事業の新しい柱を求めて渡米


海外視察へと旅立つ中谷太郎

1961

東亞特殊電機株式会社が医用電子機器業界への進出方針を決定

1963


自動血球計数装置 「CC-1001」

国内初の自動血球計数装置「CC-1001」の実用化に成功

1965

創立者 中谷太郎が「計数結果をお売りする」という企業姿勢を打ち出す

1966

「MCCニュース」第1号

学術サービスの提供開始全国の病院の検査室を対象に「MCCニュース」を発行開始(MCC:Micro Cell Counter)

1967


当時の東亞特殊電機株式会社ME機器部のメンバー

東亞特殊電機株式会社が「ME機器部」を発足(ME=医用電子機器)

1967


初めて開発した試薬 希釈液「セルキット」、溶血剤「サポニン-S」

検査試薬の提供開始血球を計測するためには機器と試薬が必要。お客様に正しい計数結果をお届けするために、電機メーカーでありながら試薬の提供にも踏み切った

CHAPTER 02

東亞医用電子の誕生

1968~1977

会社発足と事業基盤の強化

1968


東亞医用電子株式会社 設立当時のメンバー

販売会社として創立東亞特殊電機株式会社が製造する医用電子機器の販売会社として東亞医用電子株式会社を設立。中谷太郎が初代社長に就任

1968


セルチェック-B

計数結果の信頼性向上のために精度管理に用いる標準物質の提供を開始検査室において正しく血球を計測出来ているかをご確認いただくために、特定の血球数が含まれる標準物質「セルチェック-B」を発売

中谷太郎が経営の基本方針として「三つの安心」を提唱経営に対する基本的な考え方・行動指針をまとめた「わが社経営の基本的な考え方」を制定


経営基本方針「三つの安心」(現在の創業理念)

1972


ドイツ駐在員事務所(ハンブルグ)

海外初の拠点開設(ドイツ)

1973


加古川工場(兵庫県加古川市)

販売会社から臨床検査機器の専門メーカーへ(製販一体)加古川工場を新設し、販売・開発・生産・総務部門を集結

1974

品質への追求姿勢を打ち出す中谷太郎が全社員に向けて 「品質はこころ。企業の命だ。」と強く訓示


創立記念式での中谷太郎の熱弁は社内に深く浸透した

1974


簡易自動尿測定装置「TU-100」

尿検査分野への参入簡易自動尿測定装置「TU-100」を発売

1975


全自動血球計数装置 「CC-710」

国内初の全自動血球計数装置「CC-710」を発売

1977


アメリカ 駐在員事務所(サンフランシスコ)

世界最大市場(米国)への進出開始

CHAPTER 03

飛躍への転機

1978~1987

シスメックスブランドの誕生と参入分野拡大

1978

「Sysmex」ブランド誕生製品ブランドを「トーア」から「シスメックス」へ変更

1978


第一回シスメックス血液学セミナー

初の血液学セミナーを開催「血液学の最新情報を提供し、世の中の役に立ちたい」との思いから本格的なセミナーを開催。
以来、血液学以外にもテーマを拡大し、「学術セミナー」として開催を継続

1979


全自動血球計数装置「CC-720」

血球計数検査の完全な自動処理を実現世界で初めて検体の自動供給機能(サンプラー)を搭載した全自動血球計数装置「CC-720」を発売

1979


TOA MEDICAL ELECTRONICS(USA). INC.

海外初の現地法人設立(アメリカ・ロサンゼルス)TOA MEDICAL ELECTRONICS(USA).INC(現Sysmex America, Inc.)設立

1980


TOA MEDICAL ELECTRONICS(DEUTSLAND)GMBH

欧州現地法人設立(ドイツ・ハンブルグ)TOA MEDICAL ELECTRONICS(DEUTSLAND)GMBH設立(現Sysmex Europe GmbH)

1983


血球計数装置「E-シリーズ」は累計1,000台を超えるベストセラーへ

”シースフロー”による測定精度向上と、白血球3分類の実現により計数結果の臨床的価値を向上自動血球計数装置「Eシリーズ」を発売

1984


当社初の自動血液凝固測定装置「CA-100」

血液凝固検査分野への参入当社初の自動血液凝固測定装置「CA-100」を発売

1986


神戸工場(兵庫県神戸市西区)

血液凝固、免疫、尿検査分野の開発体制強化西神工業団地に神戸工場を新設し、研究開発部門を移転(現テクノパーク)

1987


ラテックス免疫凝集法を用いて15分での測定を実現した免疫凝集測定装置「PAMIA-10」

免疫分野への参入独自の免疫測定法により血清中の微量蛋白を測定する免疫凝集測定装置「PAMIA-10」発売

CHAPTER 04

パブリック
カンパニーへ

1988~1995

経営体質を強化しヘマトロジーNo.1を目指す

1988

橋本禮造が社長に就任 「10年以内にヘマトロジー分野で世界ー」と「新規事業の売上構成比を40%以上」を宣言

1988


自動網赤血球測定装置「R-1000」

世界で初めて網赤血球の自動測定を可能にした自動網赤血球測定装置「R-1000」を発売

1990


NEシリーズ、R-3000、SPを専用のベルトコンベアで接続して一体化したヘマトロジーシステム「HSシリーズ」

世界で初めて血球計数・白血球分類、網血球計数測定から塗末標本作製までを完全自動化した総合血液学検査システム「HSシリーズ」を発売


自動尿分析装置「UA-1000」

自社開発製品での尿沈査分野への参入自動尿分析装置「UA-1000」を発売

1991


小野工場(現シスメックス国際試薬㈱ 小野工場、兵庫県小野市)

国内初の試薬生産工場設立(兵庫県小野市)


TOA MEDICAL ELECTRONICS (UK) LTD.(現Sysmex UK Limited)

海外初の直接販売・サービス&サポート開始(イギリス)当社初の海外販売子会社設立

1993


ノイミュンスター工場(ドイツ)

海外での試薬生産開始欧州試薬生産拠点設立


SYSMEX CORPORATION OF AMERICA(現Sysmex Reagents America, Inc.(米国))

米国試薬生産拠点 設立

1994


アジア視察(1996)

アジア・パシフィック地域の拠点整備に着手シンガポールに駐在員事務所を開設

1995

血液凝固検査分野の事業拡大加速デイドインターナショナル社(現シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社)と血液凝固検査製品の販売に関する業務提携を締結

1995


済南希森美康医用電子有限公司 設立記者会見

中国における試薬供給・技術サービス体制を整備中国・済南に合弁会社 済南希森美康医用電子有限公司(現 済南希森美康医用電子有限公司)を設立

1995


多項目自動血球分析装置「SF-3000」

半導体レーザー、フローサイトメトリー技術を集約した多項目自動血球分析装置「SF-3000」を発売中小規模の検査室での白血球分類装置の普及を推進

大阪証券取引所二部上場上場に向けた活動を通じて経営体質を強化(翌年1996年に東京証券取引所二部上場、2000年に大阪証券取引所、東京証券取引所一部へ昇格)

粒子計測技術の適用により尿中成分の定量化を実現した「UF-100」

世界で初めて尿沈渣検査を全自動化した全自動尿中有形成分分析装置「UF-100」を発売

CHAPTER 05

フロント
ランナーへ

1996~2006

独自の強みで世界をリードする存在へ

1996

家次恒(現代表取締役 会長兼社長 CEO)が社長に就任 「専門メーカーから特徴あるグローバルな総合メーカーを目指す」と宣言

社長交代

1998

ロシュ社との提携

世界有数のヘルスケア企業との業務提携によるグローバル販売網強化F・ホフマン・ラ・ロシュ社(スイス)とヘマトロジー製品に関して提携

創立30周年を機に「シスメックス株式会社」に社名変更し、本社を移転

シスメックス株式会社本社(兵庫県神戸市中央区)

SYSMEX SINGAPORE PTE LTD.(現 Sysmex Asia Pacific Pte Ltd.)

アジア・パシフィック地域の統括現地法人設立

インドでの試薬生産開始合弁会社 SYSMEX TRANSASIA BIO-MEDICALS PRIVATE LTD.(現 Sysmex India Pvt. Ltd.) 設立

1999

多項目自動血球分析装置「XE-2100」

技術の集大成となる多項目自動血球分析装置「XE-2100」を発売
検査業務の省力化・効率化を実現
2007年にヘマトロジー グローバルNo.1を達成

カスタマーサポートセンター

外部精度管理のオンライン化などによりサービスの質を向上新たなネットワークサービス「SNCS(シスメックス・ネットワーク・コミュニケーション・システムズ)」の提供開始

2000

Sysmex Shanghai Ltd.(希森美康医用電子(上海)有限公司)

中国地域の統括現地法人設立

Sysmex do Brasil Industria e Comercio Ltda.(ブラジル)

試薬安定供給に向けたグローバル生産体制拡充ブラジルおよびシンガポール現地法人での試薬生産開始

2000

中央研究所(兵庫県神戸市西区)

ライフサイエンス分野への挑戦を開始テクノセンター(現テクノパーク)内に中央研究所を開設

2002

バイオ診断薬生産の研究開発力強化国際試薬株式会社(現シスメックス国際試薬株式会社)の完全子会社化 

臨床検査におけるトータルソリューションの提供へ臨床検査情報システムの発売開始

2003

米国での直接販売・直接サービス開始(Sysmex America, Inc.)

2006

「遺伝子増幅検出装置RD-100i」と関連試薬「リノアンプBC」

乳がん・大腸がん・胃がんの術中のリンパ節転移迅速検査を実現し、患者さんのQOL向上に貢献 ライフサイエンス事業初の製品 「遺伝子増幅検出装置RD-100i」と関連試薬「リノアンプBC」を欧州にて発売

CHAPTER 06

未来を
描き続ける

2007~2018

ヘルスケアの進化への挑戦

2007

シスメックスグループ企業理念「Sysmex Way」を制定

2007

HISCL-2000i 全自動免疫測定装置

CLEIA法(化学発光酵素免疫測定法)の開発により、微量検体量で高感度迅速検査を実現する「全自動免疫測定装置HISCL-2000i」を発売

2008

シスメックスのミッション「ヘルスケアの進化をデザインする。」を象徴するコーポレートロゴ

創立40周年を機にコーポレートロゴを一新

「“知”の創造と継承」をコンセプトに中核研究開発拠点「テクノパーク」開設

テクノパーク(兵庫県神戸市西区)

2011

多項目自動血球分析装置 XNシリーズ XN-9000

絶対的なヘマトロジーグローバルNo.1の地位確立を目指して、血球計数検査分野のフラッグシップモデル 「XNシリーズ」をグローバルに発売 

全自動血液凝固測定装置 CS-5100

処理能力を向上させた血液凝固検査分野の新モデル「全自動血液凝固測定装置CS-5100」を発売

2012

全自動免疫測定装置 HISCL-5000

17分の迅速測定と機能性の進化で検査の効率化と診療前検査の実現に貢献免疫血清検査分野の新モデル「全自動免疫測定装置HISCL-5000」を発売

2013

株式会社メディカロイド設立記者会見

医療ロボット市場への参入川崎重工業株式会社と医療用ロボット開発に向けたマーケティング会社 株式会社メディカロイドを共同設立

Sysmex Partec GmbH

個別化医療に向けた技術プラットフォームの拡充を加速FCM技術のパイオニアであるドイツのPartec GmbH(現Sysmex Partec GmbH)を買収

Sysmex Inostics GmbH

血液中のがん遺伝子を高感度に測定する技術を有するドイツのInostics GmbH (現Sysmex Inostics GmbH)を買収

2014

株式会社理研ジェネシスでの遺伝子受託測定アッセイサービス

遺伝子受託測定事業への参入遺伝子検査事業の発展のため株式会社理研ジェネシスに資本参加

2014

メイド・イン・ジャパンの高品質なモノづくりを目指し機器生産体制を再構築兵庫県加古川市に機器生産の基幹工場「アイ スクエア」を開設

アイ スクエア(兵庫県加古川市)

2015

全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000

尿沈渣検査分野の次世代モデル「全自動尿中有形成分分析装置 UF-5000を発売

2017

Oxford Gene Technology IP Limitedの保有する高品質なFISHプローブ、NGS試薬開発力を獲得

ライフサイエンス事業のポートフォリオの拡充独自の遺伝子解析技術を有するOxford Gene Technology IP Limitedを買収